私たちの顔の皮膚には産毛が生えています。その毛穴の横には皮脂を溜める袋があります。この皮脂の量が何かの原因で多くなる事があります。例えばホルモンのアンバランスなどですが、そうするとぷくっと膨れて白くなります。これがいわゆる白にきびです。
何らかの原因でホコリが入って黒くなる事があります。これが黒ニキビです。アクネ菌という細菌が入って炎症を起こすと赤くなります。これが赤ニキビです。化膿して膿がたまると黄色く見えます。これが黄ニキビです。また、できる場所も、口もとから顎にかけて出来る方とおでこにできる方と二つに分かれます。
ニキビができる人といえば思春期の人というイメージがありますが、実際は二十歳代の人に多くみられます。転職や人事異動等で職場のストレスを抱えた人、引越や一人暮らし等で環境が変わった人などです。
さて、その治療ですが、『皮膚は内臓を写す鏡』と言われるように、体全体のバランスを整えれば、きっとニキビは引いていきます。けっしていじらない事です。
漢方薬で【清上防風湯】というお薬があります。上を清らかにする、さますという、いかにもにきびに効きそうな名前です。連翹や防風や桔梗等が処方されていて、熱をとったり、毒素を排出する働きがあります。
また【桂枝茯苓丸加ヨク以仁】という処方があります。これはホルモンバランスからくるニキビに効果があります。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。