漢方的な考え方

未病を治す

 たまに何かの会報などに原稿を頼まれることがあります。そういった時、なかなか筆が進まず、締め切り間際になって 『どうしょう』 と慌ててしまいます。また、経理上の書類も普段からきちんきちんと整理しておけば良いのですが、二月になって、確定申告の時期が近づいてから、あの書類が見当たらないといって慌てることがあります。もっと前から準備をしておけば、こんなに慌てなくて済むのにといつも反省させられるのですが、そういえば、学生時代の試験勉強も一夜漬けでした。

 しかし、『健康』に関しては、このように切羽詰ってからでは取り返しのつかないことになります。『あなたは○○病です』 と言われてからの治療は相当の根気と労力が必要になります。それよりも、病名が付く前に、症状が軽いうちに、治すことが大切です。

 こんな時に漢方薬は大きな力を発揮します。長年の無理やガンバリで私たちの体もガタが来ています。これ以上頑張ったら本当の病気になってしまう。そんな時に漢方薬で心身を調整して下さい。漢方薬は心と体の両面からバランスを回復して健康を保ちます。何となく体調が優れないと思ったときに早めに予防すると大きな病気が防げます。

 さらに、もっともっと基本的なことがあります。それは健康な時に、老化に備えて体を整備しておくことです。一つ一つの細胞が錆び付かないように、血液が全身をサラサラと流れるように、自律神経が安定するように、と願って体を整備しておくことです。こんな働きをする良い栄養剤やサプリメントがございます。

 国や地方でもまず必要なのが道路や電気、水道、電話等の整備です。人間の体も同じように基本になる血管や自律神経を整えることが大切です。

 昔の人は 『備えあれば憂いなし』 と申しました。健康に気をつけて健やかに長寿を全うしたいものです。

漢方的な考え方一覧

お悩みで検索

当店について

ふやき本店

お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。

〒621-0805
京都府亀岡市安町23
でんわ:0771-22-0040
定休日:日曜・祝日
営業時間:10:00~18:00

このページの先頭へ