東洋の考え方に五行というのがあります。
いろんな世の中の事象が木・火・土・金・水の五つの要素で成り立っていると考えます。こういわれてもあまりピンとこないのですが、私達の生活の身近なところでもこの考え方は使われています。
お寺で施餓鬼の行事があります。その時、幔幕が掛かっています。それが五色になっているのをご存知でしょうか?緑、赤、黄、白、黒の五色のストライプになっているはずです。
臓器も肝、心、脾、肺、腎の五つに分けて考えます。また、それを補う五腑もあります。これも胆・小腸・胃・大腸・膀胱の五つに分けて考えます。こうした五つの要素がお互いにバランスを取りながら私達の健康を維持しているのです。
季節も五つに分かれています。春・夏・秋・冬それに土用の五つです。一年の健康状態を振り返ってみると人それぞれ特徴があります。
このように季節々々に出やすい症状があります。そんな時、五行の理論を把握しておくと季節ごとに弱りやすい臓器、起こりやすい症状というのがよりはっきりと分かり、早めに予防することができます。
とそれぞれ対策を練ることができます。このように五行説を応用して養生を重ねることによって病気を未然に防ぐことができます。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。