最近の女性を見て「変わったな」、と思うことが二つあります。
一つは、妊婦さんのお腹が小さくなったような気がします。昔の妊婦さんはマタニティドレスを着てお腹を突き出して歩いておられたものですが、最近はあまりそういった姿を見ません。
もう一つはお婆さんです。腰が二つ折れになった方を良く見かけたものですが、最近は少なくなったような気がします。しかし、腰痛を抱えておられる高齢者はたくさんおられます。
以前お寺で施餓鬼がありました。すべての行事が終わって立ちあがろうとした時、横のお婆さんがいきなり私の腕を掴んだのです。初めて会ったお婆さんです。一瞬、私もびっくりしましたが、お婆さん曰く、『私、腰が痛くて・・・何かに掴まらないと立ち上がれないの・・・』との事でした。 足腰がご不自由であるのに「ご先祖さんの事だから・・・」と言うことで、暑い中出てこられたようです。初めての私に「手を貸してくれ」とも言えず、しかし、お寺の本堂では支えるものもなく、無理して立たれてよろけられたようです。 どうやら私が杖代わり、柱がわりになったようでした。
このお婆さん、背中は曲がっていませんが、骨粗鬆症が進んで腰痛がきついようでした。圧迫骨折と言うか、そういう関係で背も縮んでおられるようでもありました。「背が縮む」というのは、なかなか現実のものとして受け入れにくいものですが、家族写真なんかを毎年見比べると、年老いた両親が小さくなっていってるのが良くわかります。
言い尽くされた事ですが、やはり若い頃から継続してカルシウムの摂取をオススメしたいです。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。