食習慣、好みの味というのは、いったいいつ頃決まるのでしょうか?
おふくろの味というように母親の料理、味付けというのが大人になってもずーっと残るのでしょうか。或いは小学校の頃、皆でわいわいと楽しく食べた給食の味、これが残るのでしょうか? 或いは社会人になってよく利用しているコンビニ弁当やカップラーメンの味付け、これに慣れてしまうのでしょうか?
健診で引っ掛かった時、即ちコレステロールや中性脂肪が高い時、私たちは明日から食生活を変えて薄味にして頑張ろうと思うのですが、習慣という字が付いているように、なかなか変えられるものではありません。上記のどこかの段階で、濃い味付けに慣れたり、塩分や脂肪分の多い食事に慣れています。このような食事をしていますと、将来的にメタボリックシンドローム(高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満)のリスクが増します。
そこで、最近、「食育」という言葉が言われますが、学校の段階で食生活の重要性を教えるのも一つの方法かもわかりません。
また、最近お魚が食卓に上がる機会が減っています。お魚にはタウリンという成分が含まれていて、塩分や脂肪分の弊害を減らす効果があるといいいます。お母さま方に啓蒙してお魚料理や大豆を使ったメニューを増やしてもらうのも一つの方法でしょう。さらにコンビニで薄味の弁当を発売してもらうのも一つの方法でしょう。
メタボリックシンドロームを減らすことは国にとっても重要な課題。いろんな施策が望まれます。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。