生活習慣病というのがあります。長年の生活習慣が原因で起こる病気の事を言います。主に高血圧、糖尿病、高脂血症、そんな病気をさします。人は長年体に染みついた生活習慣をそう変えられるものではありません。焼き肉が大好きな人、ラーメンなら汁まで飲んで完食するという人、甘いものが好きで羊羹なら一本平気な人、365日、毎日お酒を飲むという人、タバコを毎日1箱吸う人、それぞれその人特有の“生活習慣”があります。
これらはいずれも食べ物に関わる生活習慣ですが、“残業が続く”という日常生活に関わる生活習慣もあります。お酒やタバコがなかなか止められないのと同様に “残業”という生活習慣もなかなか止められないものです。
週休二日で週40時間労働はほんの少しの恵まれた労働者の方で、大半の人は残業をしていると思われます。毎日の残業が積み重なると週にしたら相当な時間になります。当然、疲労も蓄積していきます。思い切って五時になったら帰ろう、家族と過ごす時間を大切にしよう、睡眠時間を十分とって明日に備えよう、と思うのですが、ついつい流れで残業してしまいます。
金融機関や事業所の前を通った時、「こんな時間なのにまだ灯りが付いている」と思う事があります。次の日、休みかと思うとそうでもなく、翌日は普段通り朝早くから出勤されているようです。自分ひとりだけ帰ると何だか回りから取り残されたような気がします。同僚や上司の理解がないとなかなか帰れないものです。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。