漢方的な考え方

低体温の原因その(1)

私は月に二回ほど、土曜日の夜の勉強会に参加しています。ギリギリまで仕事に終われて時間がありませんので、会場の近くの牛丼の店で腹ごしらえをして行くのが常となっています。普通の食堂だと、込み具合によって注文してから食べ終わるまで何分かかるか分かりません。遅刻をする可能性があるのです。牛丼店だと注文してから食べ終わるまで15分と計算が出来ます。

この牛丼店には、朝定食というのがあるそうです。これをサラリーマンの人たちはよく利用しているようです。内容はご飯、味噌汁、のり、納豆、玉子、焼き魚で、お値段も手ごろです。結構美味しいそうです。 しっかり腹ごしらえをして仕事に臨もうという、立派な姿勢だと思います。

最近、学生や若い世代の中に、朝食を食べない人がいるようです。 それは、残業や勉強やゲーム等で夜が遅くなる → それで朝、ギリギリまで寝ている → 朝食を食べる時間がない → そのまま職場や学校に行ってしまう。こんな生活習慣が原因だそうです。

こうなると当然、熱エネルギーが沸いてきません。どうしても体温が低くなって、顔色も悪く、免疫力が弱くなります。漢方で言う「気虚」の状態になってしまいます。朝、起きるだけの元気がない、朝食をとるだけの元気がない、ということです。これでは午前中の仕事の効率が悪くなってしまいます。

そこで【補気剤】が必要になってきます。【人参製剤】なんかを服用すると、自律神経のリズムも整ってきて、朝も一定の時間に起きやすくなり、 食欲も出てきます血行も良くなって産生した熱を体の隅々まで送る事ができるようになります。夜型の生活を規則正しい朝型の生活に戻すために必要な栄養剤です。

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当店について

ふやき本店

お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。

〒621-0805
京都府亀岡市安町23
でんわ:0771-22-0040
定休日:日曜・祝日
営業時間:10:00~18:00

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