最近、トマトがすごく美味しく感じるようになってきました。私の子供の頃はトマトが夏のオヤツでした。しかし、あまり美味しいという印象はなく、お砂糖をかけたり塩をつけたりして食べていました。
やがて大人になって、サンドイッチやハンバーガーを食べるようになって、トマトも結構美味いもんだなと思うようになってきました。恐らく品種改良もされてきたのでしょう。そして最近のトマト、さらに一層美味しくなってきました。色も良し味も良し、私はマヨネーズ無し、ドレッシング無しでもいけます。
最近、その美味しい理由がわかりました。これは熟していくと、旨味成分のグルタミン酸が増えていくからだそうです。
味には甘味、辛味、苦味、酸味、鹹味といろいろありますが、さらに旨味という味があります。 私たち日本人は、昆布から出汁をとります。これが日本料理の旨味のベースになります。板前さんが出汁の味見をする時の目は真剣でかっこいいものです。この昆布にも、旨味成分グルタミン酸がたくさん入っています。
旨味の素であるグルタミン酸は、アミノ酸の一種で、健康を保つ上で重要な役割を果たしています。私たちの体のタンパク質は20種類のアミノ酸で構成されていますが、重要な構成成分でもあります。さらにグルタミン酸単独でも体内で重要な生理機能を果たしています。
このように食材を美味しく頂き、それが体の為になって健康につながる。小さな幸せです。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。