私の家には毎日のように郵便局の人が来ます。その時、小銭の手渡しがあるですが、郵便局の人は温かい手をしています。毎日、配達の人が変わるのですが、皆同様に温かい手をしています。冬の寒い日に来てくれても温かいのです。
手袋が上等なのだろうか。或いはポケットにホカロンでも入れておいて温めているのだろうかと思ったりします。 何れにしろ、温かい手で届けてもらうと郵便物の中身も心温まる物のように思えてきます。
他の職業の人はどうなんでしょう。野球のピッチャー、鮨職人、小学校の先生、銀行員、こういった手を使う職業の人の手は温かいのでしょうか、或いは冷たいのでしょうか。ちょっと気になります。 というのは、私は手が冷たい方だからです(手が冷たい人は誰もが心は温かいですよと弁解しますが)。
私達の体は、まず食事をしてエネルギーを産生します。そして今度は、その出来たエネルギーを手足の先まで運搬します。この二つの行程で、私達の体は円滑に動いています。
まず、エネルギーの産生ですが、私の場合、一日、部屋の中で座ってする仕事なので、体がもう一つウオーミングアップできないまま時間が経過してしまいます。基礎代謝が悪く燃えない体、エネルギー不足の芯が温まらない体になっているように思います。
次にエネルギーの運搬ですが、仕事をしていますと、どうしてもストレスが多く、自律神経が不安定になります。そうしますと、血管が収縮し血流が悪くなります。これでは手足の先まで血液がうまく流れません。
私達の体温というのは、暑い季節でも寒い季節でも一定に保たれています。汗をかいたり、毛穴を開けたり閉じたり、ブルブルと震えたり、サブいぼを作ったりして、熱の産生、放出を調節しています。これらの一連の動作は自律神経でコントロールされています。手足の冷えの改善には自律神経を安定させる事が必要です。
次に、運搬の途中でそれを妨げる悪い生活習慣があります。それは煙草の喫煙と冷蔵庫の中の冷えた物の摂り過ぎです。 煙草の中のニコチンは血管を収縮させてしまいます。特に若い女性の喫煙はあまり勧められません。
それと、冷蔵庫のビールも体を冷やす原因になります。ビールは1リットル飲もうと思えば飲めますが、水1リットルはなかなか飲めません。美味しいのとテレビのコマーシャルにつられてついつい飲みすぎてしまいます。これも体を冷やし血行を悪くします。
自覚できるのは手足の温度ですが、手足が冷えているという事は当然内臓を始め、体の各部分も血行が悪いという事になります。そうすると代謝、免疫力が落ちますし、体の芯も温もりません。活力がなんとなく鈍って精気が失われます。 こんな時、【薬用人参】と【ビタミンE】の入った製剤があります。これは体の芯も末端も温めます。そして日常の動作が楽になっていきます。手足が冷たい方にオススメです。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。