一言に「肩コリ」と言っても、皆さんこる場所は様々で、首筋が凝る方、背広の肩パッドが当たるその部分がこる方、それに両方の肩甲骨の間がこる方、といろいろです。この肩甲骨の間がこるのを、通称“ケンビキがこる”といいます。漢字は「痃癖」「肩癖」、こんな字を当てるようです。
この場所がこるのは、ストレスが関与している事が多いです。サラリーマンの方は、会社でパソコンの画面を長時間見ています。そうすると、どうしても筋肉が緊張してしまいます。また、社内の異動等があると、新しい環境に慣れるまで緊張が続きます。その間、身構えて筋肉も硬くなってしまいます。そうすると血管や末梢神経を圧迫してしまい、肩がこったり、しびれたり、腰痛が起こったりするのです。
このケンビキがこる方は、一般に、人の配慮を細かくする事が多いようです。また、休むことが少なく、常に何か仕事を抱えている事が多い人です。 ケンビキのコリを感じられたら、良い漢方薬や保健剤があります。これらを服用していただくと共に、文字通り、「肩の力を抜く」、「肩ひじ張らない」生活が肝要です。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。