私の子供のころ、町にも家にもいろんな匂いがありました。海岸近くに行ったら潮の香りがします。工場地帯に行ったら煙の臭いがします。
また、家庭は家庭で特有の臭いがありました。私の父親はかなりニオイのきついヘヤートニックを使っていました。毎朝、洗面の後、残り少なくなった髪の毛に振りかけて丁寧に櫛で梳いていたものです。
私は学校に上がるまでは、両親よりもお爺ちゃん、お婆ちゃんの家で寝泊りしていました。その頃のお婆ちゃんの前垂れのニオイも一つの思い出です。お婆ちゃんは働き者で、炊事をしていてお客さんが来ると、前垂れで手を拭いて 『は~い』 と言って出て行きます。洗濯をしていても、野菜の泥を落としていても同様でした。今のように良い洗剤の無い時代です。いつしか、お婆ちゃんの前垂れからはこのような物が混ざり合って独特のニオイを発するようになったのです。
さて、年を取ってくると“オヤジ臭”というのがあるそうです。自分では分らないが、若い女性に嫌われるといいます。また、男性ほどではないが女性にも多少ニオイがあるそうです。さしずめ“おばさん臭”とでもいいましょうか・・・。
これは、9-ヘキサデセン酸という脂肪酸が中年になると急に増えるからです。これが酸化されるとノネナールという物質に変わります。これがオヤジ臭の本体なのです。これは厄介なことに、脂くさい臭いと青くさい臭いを併せもっているのです・・・。
そこで対策としては、あっさりした食事に変えること、脂肪の酸化を防ぐ食品を取ることなどが考えられます。さらにシャンピニオンエキスを毎日摂取することもいいです。
シャンピニオンエキスにはポリフェノールやフラボノイドも含まれていて抗酸化作用があります。さらに他の有害な臭いの元も吸着して大便に出してくれます。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。