漢方的な考え方

気滞

仕事でJRに乗って遠い都市に出張に行ったとします。その時、こんな経験はありませんか?

  • 行きは一人だったが、帰りはたまたまお連れが出来た。話をしながら帰ったらものすごく早く感じた。
  • 講演ですごく良い話を聞いた。早速明日から実行しなくちゃと思ってワクワクして帰ったら家まですごく短く感じた。

行きも帰りもJRですから、同じ時間、同じ距離を乗っているはずです。それだのに気持ちによって短くも感じ、長くも感じます。

同じことが“重さ”についても言えます。今日の通勤カバン、『やけに重たいな』 『間違って他のものが入っているのかな』 と感じることがあります。仕事がうまくいって上司に良い報告が出来る時は軽く感じるでしょうし、その反対にノルマが未達成の時は重く感じるでしょう。

気力充実、気が滅入る、気分転換・・・『気』のつく言葉はいっぱいあります。私たちの体には「気」が巡っています。

ところが 『気滞』 と申しまして、気の流れが滞るとなんとなく重だるくなります。こんな時、漢方には 『半夏厚朴湯』 や 『香蘇散』 を始め多くの気剤があります。これらを飲むと気の巡りが良くなり、身も心も軽やかになります

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当店について

ふやき本店

お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
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〒621-0805
京都府亀岡市安町23
でんわ:0771-22-0040
定休日:日曜・祝日
営業時間:10:00~18:00

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