私達の口の中には舌があります。この舌、なかなか面白いもので、歯の治療をした後や口内炎ができた時などは、まるで生き物みたいに動いてその箇所を触ってしまいます。
また、「舌」と漢字が入った慣用句がありますが、“二枚舌”や“舌の根も乾かぬうちに・・・”とあまり良い意味に使われていません。一方、食べるほうでは、タンシチュー、焼肉のタン塩・・・と、舌(タン)は食通に好まれています。
自分の舌というものは、そうまじまじと見ないものです。歯を磨く時でも、鏡に写った自分の顔は見ますが舌だけをじっくりと見る事はありません。家族が食事をしている時でも、相手の口元は見ても舌までは見ません。舌をじっくり見ると言えば、少し艶めかしくなりますが映画のキスシーンの時ぐらいです。
この舌。漢方では処方を選ぶ時の参考になります。体の中のいろんな情報を教えてくれる指標なのです。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。