ある日、喫茶店でコーヒーを飲んでいました。先客として隣のテーブルに三十代前半の女性が居ました。 彼女はミートソーススパゲッティを注文しました。
感心したのは、その食べ方が実に美しいのです。左手にスプーン。右手にフォークを持って一口分をクルクルと巻く。 フォークを口と直角に向けて、決して口の周りを汚さずに食べるのです。私なら、恐らく口の周りを汚してしまうと思います。
齢をとると、手先が不器用というか、器具類の扱いが下手になります。物をつまむのも下手になります。
端的に分かるのが釣銭を貰う時です。お店の人が百円玉、五十円玉、一円玉と、釣銭用のお皿に入れて出します。若い人はこれを取り上げるのが早いのですが、齢をとるとこのスピードが遅くなります。これも老化の一種です。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。