自分で、はっきりストレスと認識しているストレスと、自分では認識していないが知らない間に受けているストレスがあります。
例えば、サラリーマンの方の転勤、若いカップルの失恋、自分の親の死といった事は自分でもはっきりとストレスと認識できます。
このストレスが原因で「最近、眠れない」「痩せてきた」「肩がこる」といった症状が出る事があります。
その一方、こんなことがストレスに入らないと思っている事が、実際は小さなストレスになっている事があります。
例えば乗り合いバスの乗車です。そこの市民にとっては当たり前の事ですが、旅行者にとってはこのバスがどの通りを通るのか、はたして目的の停留所に停まるのか不安でたまりません。車内放送に聞き耳を立てます。
昼食にファストフード店に入った時など困ります。最近は食券を買わなくてはなりません。券売機のどこを押せばよいのか、お釣りはどこから出てくるのか、細かい注文の仕方が分かりません。食べ終わった後でもトレイを棚まで返却するのか置いておいてもよいのか、他のお客さんの様子を窺います。
このように、他の人は何も感じない事でも、神経の細やかな人にとってはそれが小さなストレスになる事があります。このストレスが積み重なって、やがて自律神経を乱します。
取り分け多いのが消化器への影響。神経が繊細で、下痢・便秘等の便通の乱れ等を起こしやすい方には、半夏瀉心湯がオススメです。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。