昔、親戚が農家だったので、日曜など休みになると、そこの畑で土なぶりをして遊んでいました。小さなスコップで少し掘るだけでたくさんのミミズが出てきたものです。今はどうなのか知りませんが、それだけ日本の土に元気があったのです。それだから美味しい野菜ができたのでしょう。
そのミミズのお腹の泥を出して乾燥したものを漢方では 『地竜』 といいます。これには解熱作用があります。
風邪のパターンは人によってまちまちです。Aさんの場合、
喉がかすかに痛くなる。そうこうしているうちに片一方だけ鼻水が出る。そして、口を閉じて、鼻から息を出すと鼻息が何処となく熱っぽい。おでこはそれほど熱くない。そしてオシッコが普段よりも濃くなり、幾分赤茶色になる。
こんな時、Aさんはいつも 『葛根湯』 に 『地竜』 を合わせて飲みます。そうすると 『地竜』 の効果でしょう。オシッコが気持ちよく出て色も取れてきます。熱っぽさも取れて比較的早く元気になります。Aさんのファーストチョイスの風邪薬です。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。