風邪を引いた時、抗ヒスタミン剤や解熱鎮痛剤の入った風邪薬を飲むと、てき面に胃の辺りがおかしくなる方がいらっしゃいます。こんな方にオススメしたいのが、漢方薬の香蘇散=香寿という風邪薬です。これは胃にやさしく香の良い風邪薬です。
風邪の時、気分の明るい人は一人も無く、誰でも「気うつ」になってしまいます。「体力が落ちたな・・・」 「明日の仕事どうしよう・・・」 「会社休むので電話を入れなくちゃ・・・」 とかいろいろ考えていると、ますます憂うつになります。そんな時、『香蘇散』 を飲むと少し気分が晴れます。
エネルギーの元を漢方では 『気』 といいますが、これが体の中をスムーズに巡っている時が健康な状態です。ところが、ストレスが溜まるとこの巡りが悪くなります。
上のほうで滞ったら頭重、喉の辺りで滞ったら「喉がはしかい」、お腹の辺りで滞ったら「お腹が張る」「ガスが出る」こんな症状が出て参ります。こんな時、香蘇散は気の滞りを解消します。
このお薬、昔の侍も使用したと言われています。戦の時、知らぬ土地に長期間陣取ると故郷が恋しくなります。また、お城に篭城したりするとやはり 「気うつ」 になります。こんなとき 『香蘇散』 を飲んで、気を調えたようです。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。