禅寺の修行している若き雲水の食事を見ていると、『よくこれで持つな・・・』というくらいの粗食です。しかし、薄い衣で風邪も引かずに厳しい修行に耐えています。これは、雑念が無く心が落ち着いているから内臓が正常に働き、少しのご飯からでも十分なエネルギーを作り出しているのでしょう。
一方、私たちはコンビニ弁当を仕事の書類に目を通しながら、短時間で食べる、こんな生活をしています。これでは、消化吸収も悪く、エネルギーも出てこないのは当然です。胃の辺りがもやもやしていると気分も落ち着きません。
こんな時に漢方薬、ハンシャリックンシ=半瀉六君子を飲みます。
この漢方薬を飲むと、朝、便意を催し快便が得られます。しかし、“トイレに走らないと”というわけではありません。もし、トイレがつかえていても、ゆっくりと辛抱が出来るのです。お通じ薬ではないのに、色も形も良い大便が出ます。これで胃や腸や肝臓や膵臓といった内臓の調子が整うのでしょう。
私たちは町内会、会社、業界、趣味のサークル等、何らかの団体に所属しています。その会では年に一度、慰安旅行があります。最近はホテルで泊まることも増えてきましたが、どこか温泉地の和風旅館に泊まり、宴会をするというパターンが多いと思います。旅館だと一部屋に4~6人ほどが一緒に寝ることになります。そうすると、必ず一人いびきの大きい方がいます。その人は決まって宴会の時、一番飲み食いした人です。これは飲み食いが激しくて、胃が痞えると鼻の方にも影響していびきも大きくなるようです。
こんな時、普段からハンシャリックンシを飲んでおくと、胃の痞えが取れて鼻の通りも良くなり、いびきも小さくてすむようです。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。