時々お客さんから「海外旅行に行くんだけれど、何を持って行ったら良いだろうか」という質問を受けます。その時は時差やハードスケジュール、重たい荷物を持っての移動等を考え、強心剤的なもの、疲労回復剤的なものをお勧めしてしまいます。
しかし、本当は一番に胃腸薬を勧めるのが良いのかも知れません。 それも‘オウバク’の処方されたものを。オウバクの処方された胃腸薬に【陀羅尼助丸】、【百草】等があります。
これらは昔、庶民が大峰山や御嶽山に登る時、旅の必携薬であり、当時は万能薬的に使われていました。オウバクにはベルベリンを始めとして多くの有効成分が含まれています。
海外に行くと気候も日本と全然違います。水も違います。また、出てくるお料理の材料、味付け、量も日本とまったく違ってきます。さらに、お酒の度数、量も違ってきます。これではいくら胃が丈夫な方でも相当胃に負担がきます。
こういった時にオウバクの入った胃腸薬は大いに役立ちます。ベルベリンには殺菌作用があり、食中毒の防止に役立っています。また、その他の成分には胃の粘膜を保護する働きがあります。もしお酒をたくさん召し上がった時でも、オウバクはお酒の毒を消します。 外国にはこんな便利な総合胃腸薬はないそうです。
外国旅行を計画されている方、ぜひかばんの中にオウバクの処方された胃腸薬をご用意下さい。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。