ラジオに関してどんな思い出がありますか。 昔、まだ日本の家族が川の字で寝ていた頃、子供達は親が付けるラジオの音で目覚めたものです。また、台風とか災害の時もラジオを必死で聞いたものです。 また、近くの手仕事の職人さんがラジオをかけながら仕事に励んでいました。そんな記憶があります。
そういうと最近は、本当に聞かなくなったものです。 ところがラジオ深夜便という番組があり、これが静かなブームを呼んでいるらしいのです。 深夜番組というと、視聴者は若者や受験生というイメージがあるのですが、NHKのこの番組の視聴者は、お年寄りであるといいます。番組のアナウンサーもNHKのOBがつとめています。美しい日本語で、聞き取りやすく、耳に心地いい。よく、一分間に何文字しゃべるといいますが、ベテランアナウンサーはせかせかしなくていいものです。
さて、お年寄りは、一般的に寝つきが悪い、眠りが浅いと言われます。だから、ラジオなど聴かないで、少しでも早く寝た方が良いと思いがちですが、そうでは無いようです。
実際、寝よう寝ようと思うと、余計に眠れない事があります。ここは発想を変えて、ゆっくりとラジオから聞こえてくる音楽に耳を傾ける。そしてアナウンサーの話に共感を覚える。そうすると心が落ち着き、安らぎが得られるようです。そして眠りにつく。少々睡眠時間は短くなるかもしれませんが、眠りの質はよくなるみたいです。 これも一つの考え方です。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。